求める者には与え、借りようとする者を断るな
7月28日の当ブログからの引用です。
「与える能力」がなければ不可能です。
「自分の特別な才能」を活かさなければなりません。
一つの結論で締めくくりました。
しかし、実は、他のエンディングもあります。
亨進様説教集(2012年)第6巻103頁から引用します。
多くの人々は、「私の人生も十分に面倒を見られないのに、どうやって他の人を祝福してあげられますか!」と言います。
違います。
与えることが先です。
祝福することが先です。
もし皆さんが、人々との出会いを大切に思って、祝福の心を込めて皆さんのものを先に与えれば、彼らは、皆さんがどれほど貴い心をもって生きる人であるかを知るようになるでしょう。
神様も、皆さんのそのような心と行動を見て、皆さんをより祝福してくださるでしょう。
皆さんの本心も、皆さんの善の心と行動に喜んで、皆さんの価値に関するより強い確信をもつようになるでしょう。
これだけでは、説得力が無いかと思いました。
しかし、112頁まで読み進み、私も説得されました。
数年前、UTS(統一神学大学院)で、超宗教運動に深い関心をもっているクリスという方に会いました。
ある寒い冬の日に会ったのですが、彼は冬用コートを着ていませんでした。
(中略)
私はとても心配で、お父様が買ってくださった冬用ジャンパーを彼にあげました。
すると、クリスはびっくりして、私にこのように言いました。
数日前、彼は道端でホームレスが寒さに震えているのを見たそうです。
とても気の毒で、古いものではあったのですが自分の冬用ジャンパーを脱いで、あげたそうです。
彼は、新しいジャンパーを買うお金がなく、それで神様に新しいジャンパーを一つ下さるように祈ったそうです。
(中略)
真の父母様が私に冬用ジャンパーを買ってくださった時、そのジャンパーの上には、既に「クリス」という名前が書かれていたはずです。
私がクリスに冬用ジャンパーをあげたのですが、それは、神様があらかじめ計画されたことでした。
私でも涙するような、エンディングです。
マタイによる福音書6章32節から引用します。
あなたがたの天の父は、これらのものが、ことごとくあなたがたに必要であることをご存じである。
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上記で終われば、このブログも、美しいエンディングだったかも知れません。
しかし、サンクチュアリNEWSの祝福献金返還の件を思い出しました。
「返済は教会でするので、3000万円を借りてきて欲しい。」「儲かる話がある、とか、新規事業を立ち上げるとか適当なことを言って、うまく話をまとめて欲しい」と言われました。
家庭連合では、日常茶飯事だったと思います。
家庭連合の教えは、「求める者には与え、借りようとする者を断るな」とは、正反対の立場です。
醜いエンディングになりました。
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