「神に向かって心を全うする者」 旧約聖書・姜先生の御言葉から
3月29日姜先生の説教から引用します。
(翻訳・掲載に感謝申し上げます。)
私たちが最善を尽くせば、全てなされるのでないか?このように考えるのですが、お父様は、お父様はいつもそうではなかったのです。最後に彼がどのようなことを言ったかというと、最善を尽くすのではなくて、命を懸けて今から取り組みます。だから、それが正しい答えだというのです。それで、今日、このサタン世界を天一国の世界に変えるのに、最善を尽くすのでは、それはなされず、どのようにしなければならないかと言えば、お父様のみ言とおり、命を懸けて、命を捧げて、初めてここには神様も役事して下さり、また、お父様も役事してくださるというのです。
それで、今まで私たちは最善は尽くしたと言うことができますが、命を賭けて私たちが出来なかったので、今成されている程度では、これくらいにしかならないというのです。
この部分は、あまりにも印象的です。
しかし、この説教は、次の聖句から始まります。
エルダー本部長:
姜賢実様が始められる前に私が、歴代志下16章9節を訓読します。
歴代志下16章9節
主の目はあまねく全地を行きめぐり、自分に向かって心を全うする者のために力をあらわされる。今度の事では、あなたは愚かな事をした。ゆえにこの後、あなたに戦争が臨むであろう。
「心を全うする者」とは、「命を懸ける者」だというのが、姜先生の説教です。
御父様の教えに基づいた「成約時代の基準」です。
しかし、「旧約時代の基準」は、そこまで行きません。
「心を全うしなかった者」による「愚かな事」は、下記に説明されています。
そのころ先見者ハナニがユダの王アサのもとに来て言った、「あなたがスリヤの王に寄り頼んで、あなたの神、主に寄り頼まなかったので、スリヤ王の軍勢はあなたの手からのがれてしまった。
(歴代志下/ 16章 07節)
「あなたの神、主に寄り頼まなかった」ことが「愚かな事」です。
「人間に頼った」、「自分の知恵に頼った」ことです。
そのことは、下記で繰り返されます。
アサはその治世の三十九年に足を病み、その病は激しくなったが、その病の時にも、主を求めないで医者を求めた。
アサは先祖たちと共に眠り、その治世の四十一年に死んだ。
(歴代志下/ 16章 12節~13節)
裏返して言えば、「心を全うする者」とは、「あなたの神、主に寄り頼む者」です。
たとえ「命を懸ける者」になれなくても、「あなたの神、主に寄り頼む者」にならなくてはなりません。
姜先生の説教に戻ります。
昔、お父様は本当に自信を持っておられました。一人で全世界を復帰するとこの、大きいみ旨を抱かれ、信念を持ち出て来られた時、お父様はダメだと一度も考えられませんでした。全てのことは必ず成し遂げられると勝利して神様の世界をこの地に必ず創建するという信念と確信を持っておられたのでお父様は成されること一つ一つに万能で、すべて成功したと、私は見ることが出来ます。それだけではなく、生きておられる神様が本当に自分達の側にいらっしゃることを感じておられました。また、更にはお父様は本当に神様の側であることを絶対的に信じるようになったのです。
そのため、今日の私たちもお父様の子女であるというならば、私たちサンクチュアリ教会の食口たちも神様が直接やって来て役事されておられるということを今日の私たちは、この朝、信じなければなりません。
「神様が本当に自分達の側にいらっしゃる」という、「自信」が大切なのだと思います。
「お父様の自信」は、「命を懸ける者の自信」だと思います。
私達は、「命を懸ける者の自信」でなくても、「お父様の子女の自信」を持つべきだと思います。
そうすれば、「あなたの神、主に寄り頼む者」、すなわち「心を全うする者」になれるのではないかと思います。
そうすれば、神様が「力をあらわされる」、「全てなされる」、「このサタン世界を天一国の世界に変える」ことが可能ではないかと思います。
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さらに、今回、次のことも考えました。
「行義」の旧約時代は、「神様との契約」によって自信を持ちました。
「信義」の新約時代は、「神様の恩寵」によって自信を持ちました。
「侍義」の成約時代は、「神様との父子関係」によって自信を持ちます。
「孝子」は「命を懸ける者」を目指します。
しかし「命を懸ける者」になれなくても、「お父様の子女」であることは変わりません。
そのような「祝福」を忘れず、「感謝」することも大切だと思います。
「感謝」と「自信」は一体だと思います。
両方とも足りなかった自分を悔い改めます。
「人間に頼った」、「自分の知恵に頼った」、「愚かな事」をしがちな自分を悔い改めます。
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