⑪原理原本から「移動運動とは、外部の力に対して自らが破壊される位置を避ける作用である」
原理原本554頁から引用します。
移動運動とは、外部の力に対して自らが破壊される位置を避ける作用である
移動する存在自体は、第一存在に対する存在位置が変わるだけであり、それ自体の原力作用はそのままであることは事実である。この外部の力さえ止れば、その本来の作用が連続するというのが原理である。ゆえに物体の移動運動は、その存在自体が起こしたものではなく作用してくる外部の力を避けていこうとするものとなる。このことから移動運動とは、外部の力に対して自らが破壊される位置を避ける作用であるという結論になるので ある
原理原本630頁から引用します。
自らが侵害されないところまでを作用の境界として存在している。
もし原理完成しているところに他の存在物からの作用が始まれば、自然と自己がとっている原理線を維持しようとするため、他の存在物を排斥する。その力は他の存在物が大きければ大きいほど、それに正比例して大きく作用する。 そして他の存在物との距離が遠ければ遠いほど、それに反比例して小さく作用する。そのようにして、自らが侵害されないところまでを作用の境界として存在している。ゆえにこの力は、基本原理完成のためにどのような存在物も所有しているのである。存在物はすべて原理完成しようとするため、侵害されない作用対象圏をとろうとする作用は天理作用である。この作用があってこそ原理完成が始まるのである。
たまたま、この御言葉が参考になる経験をしました。
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ボブ・ディランの「I shall be released(私は解放されるべき)」から引用します。
They say ev'rything can be replaced
全ての物は置き換えることができると言うけれど
Yet ev'ry distance is not near
全ての距離は無くならないものだ