「真の母」の天稟 ヨナ様のエピソード
ヨナ様に関しては、mugimusenさんのブログに貴重なみ言葉が載っています。
mugimusenさんは、「日本サンクチュアリ協会のアベル」です。
それとは別に、亨進様説教集(2012年)第6巻106頁から引用します。
数年前、アメリカで生活していた時のことです。
ある日、妻がガソリンスタンドでガソリンを入れていたそうです。
ところで、ある老紳士が近づいてきて、「若いお嬢さん、すまないが、20ドル(2千円)ほど借りられませんか」と聞いてきたのです。
妻は、あまりに突然なことなのでためらいましたが、ふと、「善の種を蒔きなさい」という神様の心が感じられたそうです。
それで、その方に少し待っていてくださいと言って、近くのスーパーマーケットまで車で行って、現金自動支払機で20ドルを下したのち、再びガソリンスタンドに戻ってきて、その方に差し上げました。
老紳士は妻に深く感謝し、そのようにして別れるようになりました。
クレジットカード社会とは言え、ヨナ様が、2千円も持っていらっしゃらなかったことに驚きました。
もちろん、その後の行動にも驚きました。
別のエピソードです。
108頁から109頁にかけて引用します。
ある日、仕事を終えて、漢南洞に帰ってくる途中でケーキを一つ買いました。
インフルエンザにかかっている善進姉さんのためのものでした。
(中略)
ある日本のお姉さんが門を開けて出てくるところでした。
その方は、お使いで漢南道に来た方でした。
(中略)
ふと、その方に何かを上げたいと思いました。
しかし、ケーキは善進姉さんに上げなければならなかったので、上げられるものが何もありませんでした。
すると妻が、「お姉さん! 天気がとても寒いです。これをもらってください。真のお母様が下さったものです」と言って、大切にしていたスカーフを外して、差し上げたのです。
日本のお姉さんは泣き始めました。
亨進様と善進様の親しさが分かり、現状を悲しく思います。
「この日本のお姉さんはサンクチュアリに来ているかな?」とも考えます。
しかし、それはともかく、ヨナ様は立派です。
御父様の自叙伝208頁から引用します。
妻は自分の結婚記念日の指輪まで人にあげてしまうほど情け深い女性です。
ぼろを着た人を見れば服を買ってあげ、おなかを空かせた人に会えばご飯を振る舞いました。
家にプレゼントが届いても、開けずにそのまま人にあげてしまうこともしばしばでした。
御母様の裕福さは、ヨナ様とは比べられないと思います。
ヨナ様は、ルカによる福音書21章4節の「婦人(やもめ)」ではありませんが、「乏しい中から」でも、与えることができる方でした。
「真の母」の代理使命者の天稟をお持ちだったことが分かります。
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