１．まるで御父様

７０頁

金持ち父さんはお金がありあまっている世界を見ることができた。

この見方は、「お金の心配はするな」「欲しいものが手に入らないからといって、お金がないことを言い訳にするな」といった言葉に反映されていた。

ですから、御父様も「金持ち」でした。

しかし、これだけでは「精神論」です。

「具体論」は次です。

７２頁

より豊かになるために、人はより多くの技術を必要とし、より創造的、協力的になる必要がある。

家庭連合は、これを教えないので、食口を貧乏にします。

２．トランプ大統領

７５頁

一九九〇年代初め、ドナルド・トランプは十憶ドル（１１００億円）近い個人の負債と、九十億ドル（９９００億円）の会社の負債を抱えていた。

インタビューで、「心配しているか」と聞かれたトランプは、「心配するのは時間の無駄だ。心配は問題を解決しようとする私のじゃまになる」と答えた。

１と２と関連しているのは次です。

３．食口達は、素質がある

２４８頁

ニュートンの法則はこうだ——「作用のあるところにはかならず反作用がある」

私はお金のことで苦労をしている人たちに会うと、まず定期的にお金をどこかに与えること——自分が通っている教会や、趣旨に賛同できる慈善事業に寄付するのもいい——から始めるように言う。

人から微笑みかけてほしければ、まず自分から微笑みかける。

お金が欲しければ、まずお金を他人に与える。

これは、「十一条」の「天運」だけでなく、「人格」「評判」「協力」を通して、「人脈」「ネットワーク」「組織」に関係すると思います。