「天才でも愚者でも、人には達成できると思えるミッションが必要である。」
アマゾン・プライム(王様が批判しているのに、使用しているのは、申し訳ありません)で無料で読める書籍が、勉強になりました。
楽観主義者は、長生きする
「もともとの楽天的性格のレベルで個人を比較した結果、最も楽観的な人は、平均で、楽観的傾向が最も小さかった群と比べて、寿命が11~15パーセント長く、85歳まで生きる確率が50~70 パーセント高いことがわかった」。
生理学的な「なぜ」の部分はわからないままだが、これで重要な事実が明らかになる。つまり、 楽観主義者は、天才のように、長生きするということだ。
天才でも愚者でも、人には達成できると思えるミッションが必要である。
天才―創造的であるがゆえに適応不能な人は大体において楽観主義者である。 フェイス ブックのマーク・ザッカーバーグは、2017年にこんなことを言っていた。
「楽観主義者は成功する傾向が高く、悲観主義者は正しい傾向が高い。[中略]
あることがとんでもないことになっていっていて、失敗しそうだと思ったら、人は自分が正しいことを示すデー タポイントを探す。そして、それが見つかる。これが悲観主義者のすることだ。[中略]
反対に、何かができそうだと思えば、人はそれを実現する方法を探そうとする」
その「うまくいく方法」を探すのが、天才のミッションであり、情熱であり、おそらくは強迫性の執念である。
天才でも愚者でも、人には達成できると思えるミッションが必要である。 それがいかに「頭がおかし」かったり、「適応不能」に見えても、シンプルに、そのようなミッションを持つだけで、私たちは生きやすくなるのだ。