雑誌「正論」1月号から 「韓国」「中国」「インド」
雑誌「正論」1月号から引用します。
1.韓国
同盟国は米国のみだ。
32頁
改めて、我が国の置かれた環境を欧州のNATO諸国と比較してみたい。NATOを構成する三十カ国は集団でロシア一国と対峙しているが、我が国は、ロシア、北朝鮮、中国の三国と向き合っている。同盟国は米国のみだ。
「韓国」はどうなったのか、と思ったら下記です。
中国、北朝鮮、ロシア、韓国と周辺国はそれに付け込んでくる。
65頁
米国の大統領が誰であれ、気が合おうと合うまいと、日本の首相は良好な関係を築かないといけない。唯一の同盟国である米国との関係にひびが入ると、中国、北朝鮮、ロシア、韓国と周辺国はそれに付け込んでくる。
このように並べられています。
韓国は国際情勢から取り残された時代遅れの民族国家になっていたかもしれない
82頁
「韓国は危ういところで間に合った。五年ぶりの保守政権誕生で米韓関係はようやく正常化した。 もし進歩政権が続いていたら、韓国は国際情勢から取り残された時代遅れの民族国家になっていたかもしれない」
韓鶴子の呪いと、二代王様の勝利を考えさせられます。
2.中国
偽情報対処など「認知領域」の戦いにも早急に備えなければならない。
34頁
中国 は「制脳権」という概念も生み出 している。 平素から相手の認知に 働きかけて、戦わずして相手を屈服させようとするものだ。偽情報対処など「認知領域」の戦いにも早急に備えなければならない。
サンクチュアリ内部でも同じです。
世論工作も積極的に行うはずであり、それはおそらくすでに始まっている。
129頁
中国は「超限戦」の理論に基づき、サイバー攻撃をはじめとするあらゆる 戦争準備を整えており、おそらく台湾に対しても、直接の軍事攻撃以前に、サイバー攻撃や情報戦で 台湾及び周囲の諸国を揺さぶりにかかるだろう。世論工作も積極的に行うはずであり、それはおそらくすでに始まっている。
サンクチュアリ内部でも同じです。
危険なのは 国内では中国を支持するような言動も存在を認めなければならない。
130頁
そして危険なのは、日本も台湾も民主主義の国であり、思想、言論の自由は保障されている。だからこそ、国内では中国を支持するような言動も存在を認めなければならない。
「国内」でなく「ライン内」(目的とルールあり)で、私は認めません。
3.インド
そこにインドが加わればさらに説得力が増す。
78頁
日本は、アジア から唯一先進工業国家入りした。日本の存在自体が、自由、民主主義、法の支配といった価値観が、アジア にも広がり得る普遍的なものである ことを証明している。そこにインドが加わればさらに説得力が増す。
「韓国パッシング」だと思います。
「クアッド(日米豪印戦略対話)」
131頁
そして、もしも台湾への中国侵攻を防ぎたいと考えるのならば、暗殺された安倍晋三元首相が確立しようとしていた「自由で開かれたインド太平洋」と「クアッド(日米豪印戦略対話)」こそが、そ のための選択すべき外交・防衛戦 略である。
安倍晋三元首相の偉大さです。
日本とインド両国 が、連携して中国に対峙することが今は最も重要である。
132頁
その意味で、日本とインド両国 が、連携して中国に対峙することが今は最も重要である。インドは 今回、中印間の国境紛争が起きて いる地域であるインドのウッター ラーカンド州で米軍と初の合同軍事演習を行った。インドに対しては一九六〇年代から近年まで距離のあったアメリカが、中国との国境問題で明確にインド側の立場に立ったのは大きな変化である。
下記の記事も読ませて頂きました。
(執筆・掲載に感謝申し上げます。)