おそらく①愛が、他の全ても可能にします。(9つの徳目)
御霊の実(9つの徳目)
(便宜上、番号を挿入しました。)
皆さん、今日はガラテヤ書5章です。
5:22しかし、御霊の実は、①愛、②喜び、③平和、④寛容、⑤慈愛、⑥善意、⑦忠実、5:23⑧柔和、⑨自制であって、これらを否定する律法はない。
信徒一人一人が9つの徳目をすべて備え、聖霊の結実を結ばなければならない。
(中略)
①愛は報いを考えずに他人のために進んで自分を犠牲にすることだ。
②喜楽(喜び)は心の喜びである。
③平和は心の平穏であり、心配や恐れから解放される。
④忍耐(寛容)とは、他人に対する忍耐力であり、短気とは反対で、静かに傷に耐える性品である。
⑤慈悲(慈愛)は親切である。
⑥霊性(善意)は寛大である。
⑦ここで忠誠心(忠実)は信頼性である。
⑧穏やかさ(柔和)とは他人との関係における礼儀と思いやりである。
⑨節制(自制)は自分の熱望と欲望を制御するのに自制力を持つことである。
おそらく①愛が、他の全ても可能にします。
「裁きの思いに満ちた競争や、恐れ、疑い、不信等々は、自らの素晴らしさを誇示しようとする人間の創り出す副産物なのです。」 - 群馬県高崎市白岩町サンクチュアリ教会(元・埼玉サンクチュアリ教会)
で引用した、御言葉を思い出します。
本心の愛したいという本性の中に安息することができるために、本当の安心を得ることができます。
私たちが常に自分のエゴを空(から) にする努力を一生懸命にやれば、自然に本心から 「垢(あか)」を取ることができます。 もしも私たちが、自分のことだけに気を使っていると、 何をやってもう まくいかない日とか、 些細(ささい)な議論、一つの批評や批判等 によって完全に圧倒されてしまいます。 全くくだらないことが拡大されて、破滅に瀕する世界をつくり出してしまうのです。 しかし私たちが、もっと他者のことを思いやれば——これは本心の自然の傾向なのですが——私たちはこの歪みと、それが生み出す苦しみから解放されることができるのです。 もしも私たちが、他者の痛みをいつも心に抱き、また頭に描くならば、たとえうまくいかない日でも 「世界の終わり」ではなくなるのです。
私たちの内に自然に備わっている、他を愛し助けようとする傾向性が、心の安定性の源泉です。本心の愛したいという本性の中に安息することができるために、本当の安心を得ることができます。