マモン(銀行業)の特殊性
2016年4月22日の亨進様説教から引用します。
ある一人は自分の顧客、自分の人たちのことを一日中考えて、どのようにすればいいサービスを与えられるだろうか、どうしたら良い内容を作り出せるだろうか、どれほど効果的に、どれほど美しく…等々…そのように顧客たちを喜ばせていく。何かを作れば、顧客たちが「いやぁこれは本当に役に立つ。これは最高だ。いやぁ、私たちの人生にこれがなければどうなっていただろうか。」となるくらいに役に立てば、人々はそれを買うようになるでしょう。そして数千名の顧客たちも幸せになり、その会社の事業は豊かになり成功するでしょう。
これは、「自由経済」の確認です。
それほど目新しい話ではありません。
今までも、成功した事業家は皆、そのような人達です。
むしろ次の点が大切です。
天国を理解する人は、これは天一国の経済の基本なのです。
結果は平等ではありませんが、機会、機会、機会は平等なのです。機会。
まず「結果の不平等を受け入れましょう」ということです。
そうしないと「社会主義者」「楽をして利益を求める者」になってしまいます。
次に「機会の平等を守りましょう」ということです。
その点で、問題になるのが「マモン(お金の神)」すなわち「銀行業」です。
他の産業は、冒頭のみ言葉のような努力をして、「サービス革命」「技術革新」等によって、「画期的な商品」を提供すれば、成功のチャンスがあります。
しかし「銀行業」すなわち「金貸し」は、あくまでも原始的な産業です。
ですから大きくなろうとすれば、「政府との癒着」「競争の制限」を選びます。
日本では「出資法」というものがあって、「銀行業」を始めることはできません。
「銀行業」は「利権」「特権」です。
そして、さらに他の産業の自由も奪う傾向があります。
その次に大きな政府を作り、その大きな政府を掴み顧客にして、巨大な政府はどうしますか?大きな財閥たちと言論を保護する様になります。大きな政府は自分に恵沢をくれる財閥を支持して、その財閥と手をつなぎその財閥の競争相手を抹殺してしまいます。無くなります。難しい法律をたくさん作って。
米国などは一年ごと四万ページの新しい法が出てきます。韓国の法でも毎年ごとに数千の法が現れます。なぜ?政府と財閥たちが新しい法を作り続け、小さな企業が競争出来ないように、より難しい環境を作ります。
これと正反対なメッセージを、2016年4月3日の亨進様説教から引用して終わります。
憂鬱な現実ですが、天一国には希望があります。
一番大切なことは機会をあげる事です。
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