190頁まで 原理本体論の要約
Ⅱ.前編
第1章 創造原理
序論:創造原理とは何か
1.神様の二性性相
2.神様と人間の関係
3.神様と被造世界の関係
4.万有原力と授受作用および四位基台
****上記まで、昨日当ブログ
5.創造目的
1)創造の動機と目的
(1)創造の動機
神様の創造の動機は心情です。
心情とは、対象を愛しながら喜ぼうとする抑制できない情の衝動です。
情の衝動とは、与えたくて、大切にしたくて、愛したくてたまらない気持ちです。
ですから、情の衝動を充足するために、対象を創造しなくてはいけません。
実体がなければ、神様も愛と喜びを実感することができません。
心情と一単語で表現しますが、心情には四つの類型があります。
子女の心情・兄弟の心情・夫婦の心情・父母の心情です。
その心情が成熟するのです。
原理本体自体がそのような過程を経たので、人間もそのような過程に似て完成していくのです。
(2)創造の目的
神様が人間を創造した目的は喜びです。
主体が喜びを感じるためには、その対象が主体に似ていなければなりません。
神様は善の本体なので、その対象は必ず善の対象にならなければなりません。
夫と妻が一体になったとき、神様が喜ぶことのできる創造理想が完成するのです。
神様は完全なお方なので、対象も完全であってこそ、喜びを感じます。
心情は神様の本質的属性なので、その対象も同じ属性をもたなければなりません。
その対象も同じ心情で創造性をもたなければなりません。
神様に似た対象・善の対象・完全な対象・心情の対象、この四つの条件を備えないかぎり、その対象は創造主である神様の前に、完全な喜びの対象になることはできません。
また子女として、父母の前でも喜びの対象になれません。
夫と妻の前でもそうです。
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