群馬県高崎市白岩町サンクチュアリ教会(元・埼玉サンクチュアリ教会)

私ども夫婦は、2015年8月30日に米国サンクチュアリ教会本部で行われた「真の御父様の聖和3周年記念礼拝」(蘇生期・真の基元節)および「真の御父様の権威に戻るための祝福式」に参加し、同日の夜、日本において「真の御父様の権威に戻るための祝福式」を行うための、任命の祝祷を受けました。
2015年12月30日にCyberサンクチュアリ人協会の会長を辞め、文鮮明真の御父母様・文亨進二代王様・文國進監察総監様の側近である江利川総会長の下で働くため、日本サンクチュアリ協会に移籍しました。

永田正治先生:「事必帰正」・天的資産略奪の狡猾な罠〈アボニムの霊的権威と法的権限の分離〉

非常識な、的が外れた反論


加油氏がさらにコメントを寄せましたが、別に、私にコメント、そしてブログに掲載というプロセスを踏む必要はありません。批判は自由なので、お仲間のブログに、早く載せてください。また、私が、加油氏の主張の一部だけを批判すると指摘しましたが、当たり前のことです。誰かが何かを主張したら、答える方は、全部答えなければならないのですか? ならば、あなたは、私の文章全部を取り上げていますか? 同じことです。学術シンポジウムでも、結局、討論には限界があります。対立する意見など決着はつきません。シンポジウムに参席した人々が、両者の主張を聞いて判断するのです。相手の対応を批判したりせずに、ご自分の主張をしっかりすべきです。私も、あなたの対応を批判したい部分は少なくないのです。これからは、直接、ブログに書いてください。


まず、「彼をメシア的な人物と認め、…」という部分に対し、あなたは、2009年5月、文亨進ニムの「週刊朝鮮」でのインタビュー記事を取り上げました。ここで、記者が前置きに、「統一教の世代交代が急流に乗っている。そのため、〈メシア的カリスマ〉をもとに、宗教とビジネスを牽引した文鮮明総裁の後を継ぐ2世にも周辺の関心が注がれている…」を取り上げ、あなたは、こう指摘しました。


亨進様が一般紙『週刊朝鮮』のインタビューを受けられた時ですが、「メシア的カリスマをもとに、宗教とのビジネスを牽引してきた文鮮明(90)総裁」という言葉が出てきます。亨進様本人の言葉ではありませんが、当然に記事の文面はチェックされているはずです。大手週刊誌の自分のインタビュー記事で、お父様が「メシア的」と書かれたことに、抗議、修正要求はないのか?「メシアではない何か」という否定を認めるのかと言われたらどうしますか?


この主張に無理があるのは誰でも分かると思います。まず、亨進ニムの発言ではありません。週刊誌の記者が言ったことです。常識として、記者が「メシア的カリスマ」と言ったことに対して、教会側が、抗議や修正の要求をするはずがありません。加油氏は、こんなことを、あえて書かない方がいい。わたしも、あえて反論もしたくないほど常識から外れた指摘です。


先の加油氏のコメントに、「メシア的な人物」と「原理的な生活」、「的」だから同じで、アボニムに対し「メシア的な人物」はおかしくないと言ったあなたの主張に、私は反論しましたが、それについてはどう考えているのですか? このコメントには言及がありません。もっと、じっくり考えて、物事を主張した方がいいと思います。


また、加油氏は、「前提」を一般人のための文章と言っていますが、文章、本、に対する無知としか言えません。文章は、言葉の定義が「命」です。文章を書く人間の基本で、まず、あらゆる状況を考慮し、言葉を決定します。こと本質問題においては、一般向けと、専門家向けに区別し、本質を取り違えるような表現など使いません。


2014年10月、勝共理論で必ず出てくる、フランクフルト学派に関する本が出ました(『フランクフルト学派』細見和之)。難解な問題について、一般の人も理解が容易なように書かれたいい本です。一般向けの本ですが、本質問題に関わる言及は、哲学者に対するものと違う、誤解が生じるような表現は使いません。それこそ、作文ではないのです。「前提」で、「メシア的な人物」という表現を、一般向けに使ったなどという言い訳は通じません。「メシア的な人物」と言ったり、「メシア」と言ったり、要するに郭錠煥氏と顕進ニムのメシア観の崩壊が表れているのです。参考に、郭錠煥氏が、アボニムをメシアと証している部分を、あげてください。


「前提」が一般向けなはずがない


次を見てください。「前提4」は、到底、一般向けに書いたなどということはできません。


文鮮明総裁が霊的権威と法的権限を区別され、ほぼ大部分の統一運動の内部組織を統制する法的位置を持たれなかったことを理解することは重要です。


この部分を、一般人ではない、いわば専門家であり、内側の人間である統一食口が読んで、理解できますか? 私は、最初にこの部分を読んで、さっぱり何のことか分かりませんでした。これが何を意味するか、うすうす、洞察できたのは、ずいぶん後で、本文を読んでからです。法的権限とは「アボニムの天的資産」の法的権限のことでしょう? ちがいますか? はっきり答えてください。こんな、食口が読んでも理解できない複雑な事項が書いてある「前提」が、一般向けに、本の内容を理解させるため書かれたものであるはずがありません。


まず、「前提」の文章自体が難解です。何のために書くのか釈然としません。これを読んで、全体の理解が容易になりますか? どう考えても、全体の理解を容易にするために書いたものではありません。


アボニムの天的資産略奪の正当化論理


本題に入ります。「文鮮明総裁が霊的権威と法的権限を区別され、ほぼ大部分の統一運動の内部組織を統制する法的位置を持たれなかったことを理解することは重要です」。これは、何を言っているのでしょうか?


この「前提4」のように考えていた食口はいたでしょうか。私たちは、メシア・アボニムが霊的権威とともに、教会の全ての資産の権限も持っていらっしゃると信じるから、教会を信頼し、活動も、献金もしてきたのです。それを、資産においてはアボニムに権限がなく、誰か別の人物に権限があり、その人物が、アボニムを差し置いて、自由にできる、などという教会体制になっていたら、誰が教会を信頼し、血の滲むような献金をしましたか? 私たちの「正統信仰」は、アボニムの霊的権限が教会の全てに及ぶというものです。当然、資産もアボニムの天的所有で、自分の物にした者は、神の法廷で、峻厳に公金横領罪に問われます。


「前提」で、こんなことをあえて言及するということは、顕進ニムと郭錠煥氏が、統一教会の正統信仰に立っていないと言うことを、みずから告白することに他なりません。そしてアボニムの資産を簒奪することを正当化する論理を、本の最初に、それとなく挿入し、本文で展開するアボニムの天的資産簒奪の非道さが分からぬように、カモフラージュする目的があるのです。


また、加油氏は、「霊界にいかれたお父様は、すでに事実関係を全て正確にご存じでしょう。〈顯進が純潔だということはすでに知っている。なぜ嘘をつく?〉と言われたらどうしますか?」などという幼い主張は、やめたほうがいいです。まるで、家庭連合の食口が、韓氏オモニが異端行為を成すのは霊界のお父様と相談してしている、と同じです。もっと別なアプローチで、例えば、顕進ニムのアボニムに対する感動の証などを言ってもらえば、ありがたいと思います。


また、あなたは、しきりに、私がこの本を読んでいないと言いますが、あなたも、私の指摘を一切無視しています。自分が分かり易く説明すべきです。「本に書かれてある」しっかり読めは、一方的です。あなた自身が「家庭平和協会」の積極的主張をしっかりしなければなりません。


最後に、加油氏に強調したい。まずあなたは、どこの誰ですか。私を「永田氏」と言っておいて、あなたは「加油」ですか。本来、相互主義の立場から、私は、匿名のコメントに答える義務はありません。本名か、しっかり使っているペンネームかで、記事を書いて下さい。「加油」や「アムール」など、訳の分からない人物に意見を述べるのは、本名で記事を書いている人間にとっては、それだけでも、かなり嫌なことなのです。「加油」で、自分の主張に責任が持てますか? 様々なことをよく考えてご自分の意見を発信してください。


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堀:私あてに頂いたコメントについて


郭先生に一体どんな危害を加えられたので、悪口で罵ってもいいと思われたのでしょうか。


愛する兄弟姉妹が、本を通して、天的「犯罪者」グループの勧誘を受けたからです。
(愛する御父様が、「横領」の被害を受けたことは、言うまでもありません。)



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