「絶対性」の「整理」
九州有明サンクチュアリ教会のブログから引用します。
(本体論セミナーで松本教会長にお会いし、お世話になりましたことに、改めて感謝申し上げます。)
夜の神様、昼の神様の説明は、いまいち納得がいかず、僭越ながら劉正玉講師も勉強不足かなと思いました。
そして、絶対「性」についての説明も重要なテーマでした。
松本教会長は、「深く」「探究」される方だと思いました。
比較すると私は、「早く」「整理」する傾向です。
今回は「絶対性」について「整理」します。
12月7日の当ブログ「今までのテキストの連結 創造原理まで 原理本体論の要約」から抜粋します。
神様の「絶対性」
本陽性と本陰性とは、神様の「絶対性」(生殖器官)に属する二つの要素をいいます。
それは神様が真の父の生殖器、すなわち「絶対性」の精子である真の生命(愛?)の種をもち、真の母の生殖器、すなわち「絶対性」の卵子(真の生命の体)をもったという話です。
神様は二つの生殖器をもっていらしゃいましたが、その生殖器は使うところがありませんでした。
原因的存在には時間と空間性がないばかりか、神様は無形の本体であられるからです。
ですから、神様は二つの生殖器をもっていらっしゃいますが、ご自身が自ら感じ、体恤することはできなかったのです。
それで神様は分離された実体を創造し、人間は男性の生殖器、女性の生殖器が別々なのです。
本性相と本形状は別の表現をすると、夜の神様と昼の神様だということができます。
それが心の神様、体の神様です。
創造が起こる前に、神様にも完成するための成長期間がなければなりません。
神様も本性相と本形状を通してご自分自らを創造し、成長させてきたという意味です。
神様は心に当たる性相的な夜の神様を実体化するために、神様の体に当たる形状的な昼の神様を創造されました。
体の神様も無形なので、実体をもたなければなりません。
それでご自身の体になるようにアダムとエバをつくりました。
個人的に心と体が統一され、そのような男性と女性が統一体になれば、神様も二つの属性の本体として存在されるので、心の神様である夜の神様と体の神様である昼の神様が統一体になるのです。
*昼の神様の実体であるアダムとエバが統一体になれなかったので、夜の神様と昼の神様は統一体になれず、「戦っている」状態になったのだと思います。
昼の神様(本形状)とは「エネルギー」ですが、アダムとエバの形になった「エネルギー」は独り歩きするからだと思います。
そしてアダムとエバの後孫からメシヤが生まれる時には、「夜の神様の管理」が必要になるのだと思います。
個人の「絶対性」
「善悪を知る木からは取って食べてはならない」(創2章17節)とおっしゃった神様のみ言を守ることが人間の責任分担です。
その責任を果たせば、神様に似るということです。
人間もその父に似て「絶対性」の価値を立てれば、内面に絶対神格を備えるようになります。
生育は個性完成を意味しますが、個性完成は人格者になることです。
心情と真の愛と人格が私たちの心の中に満ちあふれなければなりません。
それと同時に、体は原理と法度と秩序的な生活をしなければならないのです。
そのような心と体をもったとしても、それだけでは完全に神様に似ることはできません。私が神様に似て、神様が私の中に入ってきて、お住みになることができるようにするためには、私自身が「絶対性」(絶対生殖器)を守らなければならないのです。
神様がそうなさったように、絶対信仰・絶対愛・絶対服従によって、本人以外の誰もタッチできない自分の人格を自ら創造するとき、人間に万物を創造したこと以上の価値が付与されます。
夫婦の「絶対性」
神様の実体としてアダムとエバ(男性と女性)が現れる時、「絶対性」真の父の真の愛の種と「絶対性」真の母の真の生命の体が一つになって繁殖が成されます。
実体であるアダムとエバの生殖器を通して血統が立てられ、血筋が続くようになるのです。
「絶対性」の生殖器を通して、初めて男女が一つになることができ、父であられる神様もその中に入ることができます。
それで神人一体が成されるのです。
男性と女性が祝福を受け、二人が互いに愛し合うのは、神様の愛で愛し合うことであり、その二人の結婚は神様の結婚となり、その二人が愛し合って生まれた息子・娘は、神様の子女になります。
祝福結婚
アダムとエバが「絶対性」の上で、神様に似た心と体をもった実体になれば、彼ら自ら生殖器の主人を決めずに、神様が生殖器の主人を許すようになります。
アダムがもつ生殖器の主人はエバである。
エバがもつ生殖器の主人はアダムである。
このように生殖器の主人を、原主人である神様から許されるのです。
それが祝福です。
真の父母は最初に責任分担圏から解放され、完成したお方が得る栄光の称号です。
真の父母は神様を完成させ、神様のみ旨を完成させ、無形として存在される神様の実体となって、神様の血統を繁殖できるお方です。
二性性相の統一体
アダムとエバが本然の姿に成長して真の愛で一つになれば、神様の本性相と本形状、そして本陽性と本陰性に似た第二の神様が出現するのです。
統一体には争いの概念はありません。
お一人の原因者から生まれた実体はみな、相対的な存在でありながらも、内容から見る時は一つです。
主体と対象
神様は、本陽性と本陰性の中和的主体としていらっしゃる「絶対性」の本体であり、すべての陽性と陰性の主体なので、格位で見れば、男性格主体になります。
それで神様を「父」というのです。
今後、男性と女性の秩序は、ここから立てられます。
したがって、主体と対象という言葉は非常に重要です。
男性と女性は平等です。
愛ゆえに平等なのです。
四大心情圏
神様の息子・娘は、心を通しては神様の四大心情圏に似て、神様の心情と一体となった心情の立場に立たなければならず、体を通しては神様の「絶対性」に似なければなりません。
心情と一単語で表現しますが、心情には四つの類型があります。
子女の心情・兄弟の心情・夫婦の心情・父母の心情です。
その心情が成熟するのです。
原理本体自体がそのような過程を経たので、人間もそのような過程に似て完成していくのです。
私の心の中心に神様を迎え、神様の心に従って、神様のみ旨が私のみ旨だという信念で生きることが、忠だというのです。
神様のために生きるように、私の心と思いと精神を尽くして父母のために生き、愛することが孝です。
「烈」というものは、相対を絶対的に信じて愛し、相対に服従するものです。
その価値は「絶対性」の上に立てられるのです。
「絶対性」という言葉こそ出てきませんが、御母様の御言葉は核心を突いていると思いますので、再度引用して終わります。
皆様の心と体が完全一体を成して一心一体一念、また、一和の境地まで行かなければならなかったということです。
皆さんの主人であり、親であり、師匠として下さった良心の命令に従って、体が100%従順屈服し、絶対信仰、絶対愛、絶対服従して、今日、私たちの人格完成基準が望まれ願われる御旨に合致した位置に私たちが立たなければならないのです。
更に、皆さんの家族全てが天の意思を中心として一つになる心身、心と体の統一、父母統一、夫婦統一、父子統一、兄弟統一の基本枠、つまり真の愛の一体圏を完成してこそ家庭盟誓を言う事が出来るとお父様は仰っていました。
(お問い合わせ先:メール sanctuary.saitama@gmail.com
電話番号 堀勇一070-6670-5334 堀久子070-6637-7424 )
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