神様の存在証明9「マーフィーの法則」
から抜粋翻訳させて頂きます。(Thank you, Jim Stephens!)
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原書44章「マーフィーの法則」から
「マーフィーの法則」について聞いたことがあると思います。
こういう感じです。
「何か悪くなる可能性があれば、それは起こる」
それは長い間、人気のある「自明の理」として、人々に容易に受け入れられてきました。
同じような言い回しが追加されてもきました。
「2つの物事が悪くなる可能性があれば、損害がひどい方が起こる」
「何か悪くなる可能性があれば、それは最悪の時に起こる」
事物が複雑であるほど、壊れたり、不機能になる可能性は高まります。
自然法則によって、長い時間をかけて、より複雑な仕組みが発達し、より良く機能する部分が生まれる、と進化論は言います。
そのような自然法則を経験したことはありません。
複雑になった事物は、壊れやすく、それを維持するだけでも、多くの努力と知性が必要です。
進化論者は、自然淘汰を崇拝しています。
その力が、全ての物を前進させ向上させ続けると信じています。
しかし、自然淘汰は、生殖の仕組みが上手に機能するまで、始まることはできません。
進化論者は、生殖の能力がどこから来たのかという質問をさせてくれません。
生殖の仕組みは決して単純ではありません。
そして、生殖以前に、生命はどこから来たのでしょうか?
生命は、自然淘汰で生じることはありません。
生命の全ての属性は、生殖が起きる前に存在しなければなりませんでした。
もしもマーフィーの法則が、一定期間に一度でも働いたら、進化は不可能になります。
何か悪くなる可能性があれば、それは起こる‥‥結局。
すなわち、「充分な時間があれば」(進化論者が好む言い方ですが)、事物はますます複雑に発達したりしません。
実際は、悪くなるはずです。
事物を維持している、神様がいるに違いありません。