「誰からも嫌われないように行動した結果、国民から嫌われてしまったのです。」
「結果を出すことに対して情熱を持つことだ」 - 群馬県高崎市白岩町サンクチュアリ教会(元・埼玉サンクチュアリ教会)
それは「情熱(の不足)」の話でした。岸田首相の話は、他人事ではありません。
敵をつくらないこと
岸田総理には初当選から一貫した行動原理がある。それは”敵をつくらないこと”です。首相になってからも、そのやり方は同じです。
中国になぜ毅然とした態度を示さないのか。
増税になぜ前のめりなの か。
LGBT理解増進法をなぜ成立させたのか。
クルド人問題をなぜ放置しているのか......。
すべては“嫌われたくないから”です。
マスコミに嫌われないために、
財務省に嫌われないために、
左翼活動家に嫌われないために、
米民主党に嫌われないために、
創価学会に嫌われないために
誰からも嫌われないように行動した結果、国民から嫌われてしまったのです。
解散命令請求も同じです。
「財産保全」をめぐって、結局、批判されています。
全員から好かれるなんてあり得ません。
全員から好かれるなんてあり得ません。 嫌われる覚悟がない人間が政治家になったらダメ。安倍元総理は敵が多かった。マスコミにも官僚にも左翼活動家にも蛇蝎のごとく嫌われていた。その代わり、国民には愛されました。 とくに保守派の岩盤支持層は揺らぎがなかった。その結果、国政選挙では前人未到の六連勝。岸田総理とは対照的ですね。
「安倍晋三回顧録」から引用します。
通算8年9か月の安倍政治とは、安全保障関連法はじめ国論を二分する懸案に挑戦し続けた日々でした。
カインとアベルの分立と統一(アベルの勝利)だと思います。
次の過去記事があります。
㉓「忍耐必勝」から 「兄弟同士が互いに和睦できないまま生きてきました。」 - 群馬県高崎市白岩町サンクチュアリ教会(元・埼玉サンクチュアリ教会)