その4「堕落論」 伝道用 原理本体諭の要約
7月22日の当ブログの続きです。
サタンの子
ヨハネによる福音書8章44節で、イエス様がユダヤ人に向かって「あなたがたは自分の父、すなわち、悪魔から出てきた者であって、その父の欲望どおりを行おうと思っている」とおっしゃりながら叱りつけました。
ユダヤ民族に向かって悪魔の子、サタンの子だと言ったのです。
(309頁)
人間は誰しも、悪を捨てて善に従おうとする本心の志向性をもっています。
けれども、我知らず悪の勢力に追われ、本心が願わない悪を行うようになります。
キリスト教ではその悪の主人をサタンと言います。
神様の子女として創造された人間は、蛇で表されたサタンの誘惑により、神様が「取って食べると死ぬ」と警告した善悪を木の果を取って食べ、原罪をもつサタンの子女となりました。
(296頁)
堕落
取って食べるなという言葉は、エバの愛を蹂躙するなという意味です。
(中略)
したがって、善悪の果を取って食べたという言葉は、サタンがエバの愛を蹂躙したという意味です。
(303頁)
絶対「性」の価値を立てることができずに堕落したので、サタンの子になったというのです。
したがって、本然の人間に帰るためには絶対「性」の価値を立て、絶対「性」の本体であられる神様の懐に帰らなければなりません。
(311頁)
地上天国と地上地獄
アダムとエバが夫婦になることで、神様はアダムとエバの体を直接使ってアダムとエバを通して愛し合い、アダムとエバを通して神様の絶対「性」生殖器を中心とした神様の息子・娘を繁殖するようになっていたのです。
(中略)
その世界は神様を父母として、侍って暮らす善なる世界です。
そのような世界を地上天国といい、地上天国で暮らして肉身を脱いで行く世界が天上天国です。
(中略)
神様は本来、そのような願いをもって人間を創造されましたが、人間始祖であるアダムとエバが堕落することで、その理想世界を成すことができなかったのです。
(中略)
神様が本来成そうとする理想世界において中心がサタンに移ったため、家庭から氏族・民族・国家・世界に拡大されればされるほど、悪なる勢力が広がっていったのです。
堕落した世界では悪の役事が展開されてきました。
その世界を地上地獄といいます。
地上地獄で暮らし、霊界に行ってから暮らすところが天上地獄です。
(347頁・348頁)
原罪 メシヤ
堕落した人間はサタンと一体となり、サタンの悪性に似ることでサタンの住みかとなりました。
したがって、堕落した人間はサタンの子女となり、サタンと同じように考え、その考えによって行動するようになったのです。
人間がサタンの偽りの血統を受け継いだものが、すなわち原罪です。
ですから、あらゆる罪の根にあたる原罪を切り捨て、枝も切り捨て、再び接ぎ木をして創造本然の神様の息子・娘として帰らなければなりません。
(中略)
原罪の清算は、神様が送ってくださるメシヤを通してのみ可能です。
(466頁)
アダム イエス様 再臨主
アダムは神様の息子として創造されましたが、神様のみ旨を果たせず堕落した張本人となったので、アダム以降、4000年を経てイエス様が後のアダムとして来られました。
イエス様は神様の前に息子の立場で立ちましたが、家庭をもつことができなかったので、神様の創造理想を完成することができませんでした。
ですから、イエス様は再び来るといわれたのです。
再臨主は三番目のアダムとして創造理想を完成しなければなりません。
(350頁)
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