その3「霊界論」 伝道用 原理本体論の要約
7月18日の当ブログの続きです。
神様の創造目的 人間の永遠性
神様の創造にも動機があり、目的があります。
無条件につくってみるうちに、被造世界がつくられたのではありません。
被造世界は偶然に生まれたものではないのです。
(186頁)
神様は無形の実体として存在され、喜ばれるためにあらゆる存在をつくりました。
実体をもつ神様ですが、無形の実体として存在されるので、その対象として有形の実体をつくりました。
けれども、肉身という実体は限界性をもっているので、永遠性をもつ霊人体を人間に付与しました。
人間に永遠性をお与えになったのです。
(267頁)
霊人体の完成 先祖への影響
霊人体の完成は、まさに人間の完成です。
ですから、肉身生活を通して霊人体一つを完成することが、人間がこの世に生まれて生きていく目的なのです。
目的を達成すれば、肉身は土に帰り、霊人体が霊界に行って永生するのです。
(中略)
霊人体を完成させるという話は、愛の円熟、心情の円熟をいいます。
円熟するためには、死ぬ時まで愛の生活を実践し、感じながら生きなければならないのです。
(283頁)
人間の霊人体は肉身をもっている時にだけ成長し、完成します。
もし霊人体が完成していないのに肉身を失ったとすれば、その霊人体は地上の子孫や、自らの性稟や素質に合った人の肉身を借りて、その人の霊人体とともに成長し、完成しなければならないのです。
(282頁)
天国と地獄
霊人体の中には、地上でどのように暮らしたか、その人の一生が自動的に記録されています。
生きていた時に考えていたことまで記録されます。
(中略)
霊界に行くと、その人がどのように考え、どのように暮らしてきたかが、すぐに分かります。
ですから、誰かが天国や地獄に送るのではありません。
自分自らが決め、自分が行なったとおりに行くのです。
天国と地獄は、自分自身が決定するのです。
(287頁)
霊界に行けば、地獄の一番どん底には淫らな人が行きます。
神様が居ましたもう神聖な生殖器を、自分の思いどおりに使ったので、地獄の一番どん底に行くのです。
その次に、生命をむやみに扱った人が行きます。
自殺した人、他人を殺した人が地獄に行くのです。
(272頁)
贖罪
地上でのみ贖罪することができるのです。
肉身をまとって罪を犯した人が、その罪をぬぐえきれずに霊界に行けば、霊界で罪をぬぐう方法がありません。
ですから、地上に再臨して肉身をもった人間を通して、その罪の蕩減条件を立てなくてはならないのです。
(284頁)
「伝道用」ですが、基本を確認することは、自分の「信仰生活」のためにもなります。
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