その5「復帰原理」 伝道用 原理本体諭の要約
7月24日の当ブログの続きです。
善悪の分立
アダムとエバは、堕落によって善悪の母体になったので、神様にも対することができ、サタンにも対することができる中間位置に立っていました。
神様が役事するためには、善と悪の中間位置にいるアダムを裂いて、善悪に分立しなければなりません。
(中略)
それでアダムの息子たちを善の側と悪の側に裂くのです。
アダムは長男のカインと次男のアベルを生みました。
この二人の息子をアダムの代わりに分立するのです。
(507頁)
カインとアベル
善悪を分立して、神様はカインとアベルをサタン側と神側に立てられましたが、長子はサタン側、次子は神側に立てられたのです。
(中略)
けれども、カインは神様が自分の供え物は受け取らず、弟の供え物は受け取ったといって憤慨し、弟を殺しました(創世記4章8節)。
そこから人類の闘争の歴史が始まったのです。
(511頁・512頁)
カイン型とアベル型
復帰歴史は、長きにわたる歴史の中で、カイン型とアベル型という二つの形態に分立された世界において成されてきました。
(中略)
カイン型人生観の中心思想は人本主義です。
人本主義は人間を中心として、すべての物事を見て判断する理論です。
(中略)
アベル型人生観の中心思想は神本主義です。
アベル型人生観は神様を手本として、神様のみ旨のために出発するものをいいます。
(中略)
今日、人類は、男性か女性として生まれ、各界、各層で活動していますが、内面的にはすべて二つに分かれているのです。
その一つはカイン型人生観であり、もう一つはアベル型人生観です。
結論的に言うと、人々は各々カイン型人生観またはアベル型人生観のうち、どちらか一つの人生観をもっているのです。
(750頁・751頁)
神様は創造理想を立てなければならないので、復帰摂理に合った善良な人物が必要であり、サタンは主権を奪われないために、悪人が必要なのです。
(中略)
分けなければ、神様も相対することができず、サタンも相対することができないからです。
(中略)
分立される前は、何が善であり、何が悪か分かりません。
どのようにすれば正しいのかは、分立することで見えてくるのです。
(769頁・779頁)
思想戦
思想戦は一つになるための身悶えだといえます。
神様を失い、離れてしまったので、思想戦を通して神様に仕える者が勝利するのです。
(779頁)
「神側なのか、サタン側なのか。有神論なのか、無神論なのか」から、「神様を誰が探すのか、誰が神様を正しく教えるのか」というのが、思想戦の核心的課題なのです。
(769頁)
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