「一つになろう」と言わない亨進様
2016年5月22日の亨進様説教から引用します。
「何もしない王こそ、最高の治世をほどこす王である」これは老子道徳経にあることばです。そこでは無為の王こそ最善の王だというのです。国民の生活に介入しない王が良いというのです。それが最良の治世をほどこすことになるというのです。4000年前の文書です。
そして人々は自由と責任にもとづいて選択の自由を行使して経済が自律的にまわるようになる。
個人的に見るときこの息子は怠惰で愚かに見えるかも知れませんが、王が持たなければならない心構えなのです。自由な交わり、自由な社会に介入しないことが大切です。人々を強制するのではなく良心の決断にゆだねるのです。
最近、私が「事件」を起こしたきっかけは、「一つになろう」という誘惑を受けたことでした。
それで気づいたことは、亨進様が「一つになろう」と言わないことです。
「自由と責任」「選択の自由」を尊重するからです。
「真実」と御父様の導きによって、自然に一つになる、と信じておられます。
それは「王の心構え」です。
国民レベルでは、「争い」「競争」「格闘」の必要性が、今まで繰り返し語られています。
今回の説教からも引用します。
ここの若者も格闘技を学んでいますが、現実と向き合うことはすごいことでありしかも重要です。自分は結構いけるのではないかと思っていても、本物の格闘家と戦えば直ちに倒されてしまいます。殺されるかもしれません。だから格闘技を学ぶことは現実と直面することであり貴重だというのです。自分は黒帯だ、といっても本物の格闘では通用しません。
現実を直視するとき目が覚めます。そうしてそこから段階を踏んで向上していく過程が始まるのです。このように現実に向き合うこと、現実を直視することこそ、知的な分野でも他の様々な分野でも重要だというのです。とんでもない状況であったとしても現実と向き合うのです。
「知的な分野」でも、「論争」は、「現実(真実)と向き合う」ために必要です。
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