群馬県高崎市白岩町サンクチュアリ教会(元・埼玉サンクチュアリ教会)

私ども夫婦は、2015年8月30日に米国サンクチュアリ教会本部で行われた「真の御父様の聖和3周年記念礼拝」(蘇生期・真の基元節)および「真の御父様の権威に戻るための祝福式」に参加し、同日の夜、日本において「真の御父様の権威に戻るための祝福式」を行うための、任命の祝祷を受けました。
2015年12月30日にCyberサンクチュアリ人協会の会長を辞め、文鮮明真の御父母様・文亨進二代王様・文國進監察総監様の側近である江利川総会長の下で働くため、日本サンクチュアリ協会に移籍しました。

摂理が弟に移っていく例 タマルに精子を与えたユダについて

新約聖書から引用します。

アブラハムの子であるダビデの子、イエス・キリストの系図。


アブラハムはイサクの父であり、イサクはヤコブの父、ヤコブはユダとその兄弟たちとの父、


ユダはタマルによるパレスとザラとの父、パレスはエスロンの父、エスロンはアラムの父、


(マタイによる福音書/ 01章 01節~03節)

タマルの血統転換は、イエス様の系図に残されています。
アブラハム、イサク、ヤコブという偉大な3代に続く4代目は、ヨセフではなく「ユダ」です。
クリスチャンに血統転換を説明する時に、ユダに関する理解も必要だと考えます。


旧約聖書から引用します。

イスラエルがその地に住んでいた時、ルベンは父のそばめビルハのところへ行って、これと寝た。イスラエルはこれを聞いた。さてヤコブの子らは十二人であった。


すなわちレアの子らはヤコブの長子ルベンとシメオン、レビ、ユダ、イッサカル、ゼブルン。


ラケルの子らはヨセフとベニヤミン。


ラケルのつかえめビルハの子らはダンとナフタリ。


レアのつかえめジルパの子らはガドとアセル。これらはヤコブの子らであって、パダンアラムで彼に生れた者である。


(創世記/ 35章 22節~26節)

ユダは四男です。
長男ルベンは、父ヤコブを裏切る淫行を犯したことも分かります。


三日目になって彼らが痛みを覚えている時、ヤコブのふたりの子、すなわちデナの兄弟シメオンとレビとは、おのおのつるぎを取って、不意に町を襲い、男子をことごとく殺し、


またつるぎの刃にかけてハモルとその子シケムとを殺し、シケムの家からデナを連れ出した。


(創世記/ 34章 25節~26節)


そこでヤコブはシメオンとレビとに言った、「あなたがたはわたしをこの地の住民、カナンびととペリジびとに忌みきらわせ、わたしに迷惑をかけた。わたしは、人数が少ないから、彼らが集まってわたしを攻め撃つならば、わたしも家族も滅ぼされるであろう」。


(創世記/ 34章 30節)

次男シメオンと三男レビも、父ヤコブの心にかないませんでした。


どうか、しもべをこの子供の代りに、わが主の奴隷としてとどまらせ、この子供を兄弟たちと一緒に上り行かせてください、


この子供を連れずに、どうしてわたしは父のもとに上り行くことができましょう。父が災に会うのを見るに忍びません」。


(創世記/ 44章 33節~34節)

エジプトの権力者となったヨセフが、同じ母ラケルから生れた弟ベニヤミニンだけを留めようとした時、ユダがヨセフに訴えた言葉です。
これを聞いたヨセフは、感極まって、自分の正体を告白しました。
ユダの「親孝行」と「自己犠牲」を見ることができます。


ユダよ、兄弟たちはあなたをほめる。あなたの手は敵のくびを押え、/父の子らはあなたの前に身をかがめるであろう。


(創世記/ 49章 08節)

このように、父ヤコブもユダを祝福しました。
タマルが尊重するにふさわしい「選民の血統」を、ユダが持っていたことを確認しました。
そして、「父の心にかなうこと」が使命者には必要だということも分かります。
言うまでもないかも知れませんが、言ってしまうと、顕進様の失敗を思い出します。



(お問い合わせ先:メール sanctuary.saitama@gmail.com
         電話番号 堀勇一070-6670-5334 堀久子070-6637-7424 )
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