巻末にある、２００９年５月２４日の説教、「一つになれば勝利する」には、いくつかのポイントがありました。

１．分裂

もし私たちがお互いに分裂し分離するならば、神様と真の父母様が願われる、その偉大なことを成し遂げることはできないでしょう。

（１９７頁）

真の御家庭の現状は、残念です。

しかし、悪を分別せずに、一つになれば、「悪党」の群れだ、という最近の説教がありました。

やむを得ない「分裂」です。

２．聖句（マタイ十八１９～２０）

もしあなたがたのうちのふたりが、どんな願い事についても地上で心を合わせるなら、天にいますわたしの父はそれをかなえて下さるであろう。

ふたりまたは三人が、わたしの名によって集まっている所には、わたしもその中にいるのである。

（１９８頁）

夫婦、家庭教会、ホームグループ活動の大切さを思わされます。

３．仏教のみ言葉（「法句経」九十四）

御者が馬をよく馴らしたように、おのが感官を静め、高ぶりをすて、汚れのなくなった人ーーこのような境地にある人を神々でさえも羨む

（１９８頁）

「自分を無くす」、絶対「性」、「個性完成」を思わされます。

４．天福宮

ソウル市龍山区でも、最も中心となる通りに位置しています。

全てのソウル市民が長成期天福宮を見ることができるでしょう。

統一教会の発展していく姿を、世の中の前に誇らしく見せてあげることができるでしょう。

（２０１頁）

世の中は「天使長」です。

「権力を愛する」人達です。

それを屈服させる条件物でした。

御母様が目指す「博物館」は、清平の山中に建てられるのでしょうか？

「費用対効果」は悪いと思われます。

５．効率

問題は、小さな教会がお互いに近くに位置している場合もあるということです。

これは、とても非効率的な教会運営の一例です。

これは、私たちの力を二つに分けてしまうことです。

統一教会の共同体をより堅固で健康にするために、私たちは散らばった教会の力を束ねなければなりません。

（２０１頁）

どうしても必要があれば、「分裂」もやむを得ないでしょう。

しかし、それ以外の場合には、「非効率」を生むだけです。

日本のサンクチュアリ教会運動は、だいぶ良くなってきたと思います。

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