群馬県高崎市白岩町サンクチュアリ教会(元・埼玉サンクチュアリ教会)

私ども夫婦は、2015年8月30日に米国サンクチュアリ教会本部で行われた「真の御父様の聖和3周年記念礼拝」(蘇生期・真の基元節)および「真の御父様の権威に戻るための祝福式」に参加し、同日の夜、日本において「真の御父様の権威に戻るための祝福式」を行うための、任命の祝祷を受けました。
2015年12月30日にCyberサンクチュアリ人協会の会長を辞め、文鮮明真の御父母様・文亨進二代王様・文國進監察総監様の側近である江利川総会長の下で働くため、日本サンクチュアリ協会に移籍しました。

冬の愛 はげ頭と苺 天一国国歌 

私達は、訪米前に心配していたほど、寒さの苦労はありませんでした。
しかし、青年セミナーでは、野外訓練もあり、亨進様が体験した「荒野の厳しさ」を、少しでも共有できるのではないかと思います。
それも、江利川総会長が亨進様にお願いして下さり、実現しました。


2月14日午後、亨進様のみ言葉では、神様の「冬の愛」についても語られました。
次のような趣旨です。

神様の愛は、冷たい時もあり、答えて下さらない時もある。

そのような「冬」を愛せなければ、御父様を愛せない。

御父様の愛は永遠不変であり、春夏秋冬がある。

自分の願いを中心にするのではなく、御父様に合わせなければならない。

最も厳しい時に、もっと深く入ることによって、美を見い出せる。

誰も見ることができない、冬の夜空の星を見るし、火のぬくもりが天国になる。


私は、亨進様の処女著作「はげ頭と苺」(2004年)の「苺」のエピソードを思い出しました。(158頁と159頁から抜粋)

上を見ると、崖っぷちから、その獣が姿を現し、下を見下ろしています----それは巨大な虎でした。

今度は下を見下ろすと、暗闇からもう一匹の別の虎が姿を現しました。

再び、上を見上げると、一匹の黒い鼠と一匹の白い鼠が、唯一の命綱であるその蔓をかじっているではありませんか。

その絶体絶命の瞬間、目を開けてみると、ちょうど農夫の目の前に、甘くておいしそうな苺がありました。

農夫はその苺を取って口に入れました----その美味しかったことといったら…

もしも、私たちが「この場」と「この瞬間」に関心を持って、注意を払うのを怠りさえしなければ、私たちの人生は素晴らしく豊かな、香りのよい苺に満ち溢れていることが分かるでしょう。


しかし、このエピソードには、もっと重要な続きがあります。

ところが、この物語をお父様にお話しした時に、驚くべきことが起きたのです。

話を聞くや否やお父様はこうおっしゃいました。

「うん。それは分かるけど、それならその苺をその鼠と虎にもやらないとね!」と。

考える時間も取らずに、さっと示された、この方のあまりにも深淵な高められた慈悲心----自分の命であるその「苺」を、よりによって自分を滅ぼそうとしている、まさにそのものに与えるという心を持つこと、その最悪の敵さえも完全に愛するという心----その前に、私は完全に圧倒され、本当に気を失いました。そして、気がついた時には頭がはげていました。

その前までのお父様という方は、業績だけは尊敬できる、自分の父親にすぎませんでした。

しかしこの時から、お父様は私の霊的指導者となったのです。


この後半部分は、御父様の興南生活を思い出させられます。
飢餓の地獄で、御父様はご飯を分け与えられました。
そして、神様を賛美しました。
それが天一国国歌となりました。


2月14日の亨進様のみ言葉に戻ります。
亨進様は、自然の厳しさについて、こうもおっしゃいました。

準備が必要である。

そうでなければ死ぬかも知れない。


青年セミナーは、「準備」の一つです。
外的な「荒野の厳しさ」を通して、内的にも成長するでしょう。


「自分の願いを中心にするのではなく、御父様に合わせなければならない」
それは、青年でなくても同じです。


「そうでなければ死ぬかも知れない」
それは、御母様や幹部達と同じ堕落です。


(お問い合わせ先:メール sanctuary.saitama@gmail.com
         電話番号 堀勇一070-6670-5334 堀久子070-6637-7424 )

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