通貨発行権 + コミュニティ = 地域通貨
一昨日の当ブログ「政府は通貨発行権を国際金融資本から取り戻せ!」から引用します。
皆さんが使っているのは政府の顔をよそおった民間銀行のお金です。
これが「銀行券」です。
もしも政府が発行するようになれば「政府通貨」です。
それ以外に、限られたコミュニティで通用する、「地域通貨」と呼ばれるものがあります。
これは、次のようなものです。
年配の主婦は、近所の若いママが忙しい時に、子守を1時間やってあげました。
そのお返しに、若いママは、子供が幼稚園に行っている間、年配の主婦のために、庭掃除を1時間やってあげました。
この「助け合い」「取引」を長く続けた場合、順番が逆になったり、時間の長さや回数が変わったりします。
それを正確に記録するには、たとえば時給800円とかで、計算することもできます。
しかし、「お金」が強調されて、抵抗を感じる面があります。
そこで、たとえば「800ポイント」とか呼んで、自分達だけで通用する「単位」を作ります。
それが「地域通貨」です。
すると、料理を1時間800ポイントでやってあげるという人が、加わりました。
さらに、商店の奥さんは、お店の商品をポイント換算して、仲間になりました。
このようにして、「地域通貨」の利用者と対象商品が増えて行きます。
ここで振り返って、考えてみます。
出発点は「子守」「庭掃除」という「労働」の「価値」でした。
それは、「円」で取引することも可能でした。
「ポイント」を稼いだ分、「円」の稼ぎは減りました。
地域通貨は、「助け合い」を促進するメリットがあるようです。
しかし、「経済的なメリット」が無いようです。
それゆえ、あまり普及していないのではないかと思います。
****
以上は、短い間勉強した、私の理解です。
その理解に基づいた、私の「政策」を、次回書きたいと思います。
(お問い合わせ先:メール sanctuary.saitama@gmail.com
電話番号 堀勇一070-6670-5334 堀久子070-6637-7424 )
「キリスト教」のブログは、こちら
任命式の映像はこちら