群馬県高崎市白岩町サンクチュアリ教会(元・埼玉サンクチュアリ教会)

私ども夫婦は、2015年8月30日に米国サンクチュアリ教会本部で行われた「真の御父様の聖和3周年記念礼拝」(蘇生期・真の基元節)および「真の御父様の権威に戻るための祝福式」に参加し、同日の夜、日本において「真の御父様の権威に戻るための祝福式」を行うための、任命の祝祷を受けました。
2015年12月30日にCyberサンクチュアリ人協会の会長を辞め、文鮮明真の御父母様・文亨進二代王様・文國進監察総監様の側近である江利川総会長の下で働くため、日本サンクチュアリ協会に移籍しました。

「顕進様は長子ではない」 申命記から

この記事は、2月頃に書きましたが、発表しなかったものです。
しかし、「聖殿のひかり」の記事を見て思い出し、発表させて頂くことにしました。
そういう「導き」だったかも知れません。


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顕進様派の方が、私に情報提供を続けて下さる、お気持ちに感謝しています。
私からの「古くて新しい」情報提供として、書かせて頂きます。


長子の特権

その子たちに自分の財産を継がせる時、気にいらない女の産んだ長子をさしおいて、愛する女の産んだ子を長子とすることはできない。


必ずその気にいらない者の産んだ子が長子であることを認め、自分の財産を分ける時には、これに二倍の分け前を与えなければならない。これは自分の力の初めであって、長子の特権を持っているからである。


(申命記/ 21章 16節~17節)

レアとラケルを思い出します。
ヤコブに愛されなかったレアは、イエス様の系図につながるユダを生みました。
四男のユダに使命が移されたことについては、1月4日の当ブログに書きました。
次に、長子ルベンに対するヤコブの祝福(呪い)を見てみます。


わが勢い、わが力のはじめ

ルベンよ、あなたはわが長子、/わが勢い、わが力のはじめ、/威光のすぐれた者、権力のすぐれた者。


しかし、沸き立つ水のようだから、/もはや、すぐれた者ではあり得ない。あなたは父の床に上って汚した。ああ、あなたはわが寝床に上った。


(創世記/ 49章 03節~04節)

ルベンが失敗しなかったら、長子として期待されていたことが分かります。
次に、出エジプト記から引用します。


初めに胎を開いたもの

主はモーセに言われた、


「イスラエルの人々のうちで、すべてのういご、すなわちすべて初めに胎を開いたものを、人であれ、獣であれ、みな、わたしのために聖別しなければならない。それはわたしのものである」。


(出エジプト記/ 13章 01節~02節)


あなたは、すべて初めに胎を開いた者、およびあなたの家畜の産むういごは、ことごとく主にささげなければならない。すなわち、それらの男性のものは主に帰せしめなければならない。


(出エジプト記/ 13章 12節)


顕進様は、「兄」ですが、「長子」ではありません。
孝進様、あるいは、聖進様がいらっしゃっても、一時は顕進様が「後継者」とみなされていました。
そのことを考えても、「兄」にこだわる必然性がありません。
むしろ、冒頭の「長子の特権」の続きが興味深いものです。


わがままで、手に負えない子

もし、わがままで、手に負えない子があって、父の言葉にも、母の言葉にも従わず、父母がこれを懲らしてもきかない時は、


その父母はこれを捕えて、その町の門に行き、町の長老たちの前に出し、


町の長老たちに言わなければならない、『わたしたちのこの子はわがままで、手に負えません。わたしたちの言葉に従わず、身持ちが悪く、大酒飲みです』。


そのとき、町の人は皆、彼を石で撃ち殺し、あなたがたのうちから悪を除き去らなければならない。そうすれば、イスラエルは皆聞いて恐れるであろう。


(申命記/ 21章 18節~21節)


顕進様は、「身持ちが悪く、大酒飲み」ではありません。
私達も、「撃ち殺し」たりしません。


ただ誰もが、自分自身の「うちから悪を除き去らなければならない」と思います。
そうすれば、誰もが一つになれる可能性があります。
顕進様派も、家庭連合も、私達も、忘れてはならないことです。


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今朝(4月8日)の訓読の御言葉(リマではなく、順番に読んでいる天聖経)も、「導き」を感じました。
真の孝の生活 第2章 3)真の忠孝は従順に『ため』に生きる愛を施すこと」から引用します。

 孝子になろうとすれば、父母の心の方向と常に一致していなければなりません。孝子の道を行く人は、父母と掛け離れた行動をする人ではありません。

 父母が東に行けば東に行かなければならず、父母が西に行けば西に行かなければなりません。行く目的を提示した後に、行く途中で回れ右をすれば、一緒に回れ右しなければなりません。そこに異議があってはなりません。十度行き、十度回れ右をしたとしても、また回れ右して従っていかなければなりません。

 反抗すれば、孝子の道理を最後まで守る事はできません。父母が狂った事をすれば、子供も狂った事をしなければなりません。父母の命令ならば、狂った事でもしなければなりません。狂った事をする事自体はいけない事であり、父母が分からずにしているのならば知りませんが、分かってしているというのです。

 それでは、なぜ父母は狂った事をするのでしょうか。孝子の中から最高の孝子を選び出す為には、その道しかないからです。百人の孝子がいるとすれば、その百人の中から一番になる事が出来る孝子をつくる為に、その父母は狂った事をするのです。

 しかし、その気まぐれを真実だと思い、生命を捧げてその父母の命令の前に絶対従順をすれば、その人は、孝子の王にもなる事が出来るのです。(一九七二.九.一〇)


ついでに、韓オモニを思い出す部分も引用して終わります。

 一年を一緒に過ごした後に行く時に、「もう一日だけいてくれたらいいのになあ」と言う事、それが貴いのです。百年生きた後に逝く時も、「ああ、もう一時間だけ生きてから逝ってくれたらいいのに…」と言う妻になっていますか。そのような夫になっていますか。そのような兄弟になっていますか。

(一九八六.三.二)



(お問い合わせ先:メール sanctuary.saitama@gmail.com
         電話番号 堀勇一070-6670-5334 堀久子070-6637-7424 )
         任命式の映像はこちら

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