新しい「三位一体」の確認 10月31日の質疑応答・その他から
最初に、原理講論265頁から引用します。
罪悪の子女たちを新たに生んでくださるために、真の母として来られた方が、まさしく聖霊である。ゆえに、イエスはニコデモに、聖霊によって新たに生まれなければ、神の国に入ることができない(ヨハネ三・5)と言われたのである。
このように、聖霊は真の母として、また後のエバとして来られた方であるので、聖霊を女性神であると啓示を受ける人が多い。すなわち聖霊は女性神であられるので、聖霊を受けなくては、イエスの前に新婦として立つことができない。また、聖霊は慰労と感動の働きをなさるのであり(コリント・一二・3)、エバが犯した罪を蕩減復帰されるので、罪の悔い改めの業をしなければならないのである。さらに、イエスは男性であられるので、天(陽)において、また、聖霊は女性であられるので、地(陰)において、業(役事)をなさるのである。
しかし、「女性神」「女性」というのは、比喩的表現に過ぎないことが分かりました。
上記を解説した國進様の御言葉を、ブログ「聖殿の侍」から引用させて頂きます。
神様ご自身の中には、男性的な性質と女性的な性質があり、それが神様の二性性相です。ですから、みなさんが見ている聖霊の現れというものは、一人の神様の中にある、その性質の表れであり、
(中略)
私たちは、その一神教の道から脱落して、神様の女性的な性質に対して別の人格を与えないように十分に注意しなければなりません。なぜなら、それは別個に分かれた存在ではないからです。創造主であり、二つの性質を示されるただ一人の神様がおられるだけです。
亨進様が補足されています。
聖書的な伝統から見ても聖霊というのは最高の霊、つまり神様の霊です。ですから、私たちが他の霊について取り扱う場合、聖霊との関係性が最も重要です。
それで、私たちが、聖霊が降りたといったようなことを言う場合、皆さんご存知のように、お父様は、イエス様がそうであったように男性だったわけですが、お父様の中には女性的な性質もありました。お父様は、とても繊細で、とても愛に満ちておられ、すべてを受け入れてくださる方でした。お父様の中にも、私たちが通常女性的性質と呼ぶようなものがありました。
だからといってお父様が女性になるわけではありません。そうです。お父様はお父様です。それで、私たちがお父様の聖霊という話をするとき、私たちの生命を直接導いて下さるお父様の臨在のことを言っているのです。
8月18日の当ブログで引用した亨進様の御言葉を再掲します。
私たちは原理を通して「メシヤは人間である」という教えを受けてきましたが、
(中略)
「キリストは100%神であると同時に100%人間」なのです。
私のコメントも再掲します。
原理講論の理解の修正です。
その結果、イエス様と御父様は、「人間」としては別人ですが、「神」としては同一になりました。
上記を総合して、「父と子と聖霊」は、結局、「二つの性質を示される、ただ一人の神様」だと言えます。
10月31日の質疑応答から、國進様の御言葉引用します。
お父様が言われていたことは、お父様は基本的に生まれる前から存在していたということでありましたが、これは初臨のキリストの教えと同じであり、
キリスト教の観点からキリスト論を理解するときに、神様は永遠の神様として存在され、イエス・キリストとして地上に降臨され、その後、神格に戻られました。
そしてお父様が言われているのは、神格から文鮮明師として、つまり再臨主として地上に戻ってこられて、また夜の神様としての神格に戻られたということです。
ですから、お父様が教えられたそのような神学、つまりキリスト論を理解するなら、創造主である永遠の神様、イエス・キリスト、再臨主である文鮮明師の三者は同じ人であり、同じ霊なのです。
「父と子と聖霊」ならぬ「父と子と子」の三位一体です。
それは、結局、「二人のメシヤとして降臨された、ただ一人の神様」だと言えます。
しかし、「人間」としては別人です。
ですから、1935年4月17日、御父様とイエス様の出会いが可能でした。
御父様とイエス様が、家庭連合の人達に語りたいであろう聖句を引用して終わります。
いまだかつて、神を見た者はいない。父のふところにいる独り子である神、この方が神を示されたのである。
(ヨハネによる福音書/ 01章 18節)
預言者の書に、『彼らは皆、神によって教えられる』と書いてある。父から聞いて学んだ者は皆、わたしのもとに来る。
父を見た者は一人もいない。神のもとから来た者だけが父を見たのである。
(ヨハネによる福音書/ 06章45節~46節)
神があなたたちの父であれば、あなたたちはわたしを愛するはずである。なぜなら、わたしは神のもとから来て、ここにいるからだ。
(ヨハネによる福音書/ 08章 42節)
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