「天国」に必要な「法」 世界経典と7月31日の亨進様説教から
世界経典765頁から引用します。
天国は心情の衝動によって自然に起きる行為自体が善のものであるため、人為的な制度や外的な法規の拘束から抜け出た自然で自由な所である。
御父様の平和メッセージの一部分を思い出します。
もし世界がこのような真の家庭で満ちるならば、そこには弁護士も、検事も、さらには判事も必要がなく、天道と天法が治める世の中になるでしょう。
(中略)
天理と天道が治める世界は、自然のままの世界です。
7月31日の亨進様説教では、それと似たような「無政府自由主義」について述べられています。
無政府自由主義はまったく政府を必要としません。政府は武器を所有しますから、武器を持って国民を統治するのではなく、政府が無くて、自由な貿易、自由な交流を通して 成功したいと主張します。
亨進様は、2つの理由で、それを否定します。
1.国外の「カイン」「サタン」の存在
連邦政府が必要な場合が有ります。例えば、国が侵略を受けて、戦争をしている時です。国家的軍隊や警察が無いので、自衛兵や人民兵だけです。ですから、戦争時には それらを組織して、軍隊とする必要があります。
他国の「政府」に自由を奪われないためです。
2.国内の「カイン」「サタン」(Rタイプ)の存在
二番目には、独占禁止法が必要です。人間の性質として、政治家を買ったり、法律に影響を与えて、独占を試みるからです。 権力の独占のないように法が必要です。
無政府自由主義の状態で、いかにして、人々が社会主義的に小さい政府を作ろうとする試みを防ぐ事が出来るだろうか?
(中略)
または、小さい社会で、誰かを選択し、兵を用意し、その影響を持って、もっと大きな政府を作ろうとするだろうが、それをどうやって防ぐのだろうか?
悪なる「政府」に自由を奪われないためです。
「自由」を守るためには、最小限度の「法」が必要です。
その法は「原理」的な法です。
「原理」を離れた「自由」は無いからです。
その「原理」は「人間が天使長を主管する」ということです。
「侵略」や「権力の独占」は「天使長の習性」です。
「侵略」や「権力の独占」を防ぐために、天一国憲法が必要です。
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