私達が学ぶべきこと
2016年5月8日の亨進様説教から引用して参ります。
昨日の当ブログと同じみ言葉も、別の観点で考えます。
働き手と賃金の約束をしない譬え話はその仕事の経験を深め知識を高めるなど労働者としての市場価値を高める、天一国でのインターンシップをいいます。自分が関わる業界の知識を習得するのです。そこでは賃金を期待しない場合すらあります。その経験、得た知識こそ貴重な報酬になるのです。自由な社会においてこのインターン・システムは極めて重要です。
私は社会に出た時、証券会社に就職して、給料をもらいながら、経済を学ぶ機会がありました。
勝共運動のお陰で、地方議員を経験し、給料をもらいながら、政治を学ぶ機会がありました。
しかし、それらは、全てサタンのシステムでした。
「敵を知る」という意味だけはありました。
私たちのコミュニティでは実際に自給し自足して、実際にモノを生産するのです。そうすることでただの紙切れに過ぎない無価値な紙幣を交換するだけではなく、例えばグレッグさんから何かを買ってその代価として自分で作った道具を支払うのです、そういう実体的な価値の取引を行うのです。
私は、こういう「生産」の経験がありません。
年を取っていますが、「インターンシップ」が必要です。
そのために、できれば「移住」を考えています。
御父様がおっしゃっていたように、「青年」であり続けなければならないと思っています。
反対に、「年を取ったら、自然の中で暮らさなければならない」というようなみ言葉もあったと思います。
まず公立の学校で行われる教育の内容が実生活、経済生活で役に立たないものであることが挙げられます。社会で活用できるスキルが身に付きません。
高校までの受験勉強と大学の法学部で学んだことは、基本的な理解力・読解力だけでした。
「基本的な技能」として、「交流」の役には立ちます。
私たちの世界的なコミュニティーでは、自立と相互依存を学習し高めていく過程で特別な技能とは別に基本的な技能を身につけてお互い交流を図っていくのです。騙し合いではない自由な交易、無価値な貨幣のやり取りではない実質のある価値の取引ができるようにするのです。
サンクチュアリでは、次のことを学びました。
キリストの王国はこれまでの王国を逆転した王国です。上にいる者が下に行く王国です。
キリストの伝統、御父様の伝統の確認です。
これは、最も重要なことです。
家庭連合では、話には聞きましたが、実際には見ることのできなかった伝統です。
逆に、宋ヨンソプ総会長(御父様聖和前に在職)が、次のような趣旨を語っていたのを覚えています。
「私を御父母様の代身として侍る訓練をしなさい」
現場の牧会者も、同じようにする人がいました。
キリストでさえ、「仕えられるためでなく、仕えるため」に来られました。
キリストの「新婦」の代表者は、「侍る手本」を見せるべきであって、「侍られる手本」を見せる必要がありません。
残念ながら、御母様にも当てはまることです。
サンクチュアリに来るまで、悟れませんでした。
初めて亨進様が、正しい手本を見せて下さいました。
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